TOP 団体の概要 代表の紹介 会報 公演案内 写真集 入会案内 お問い合わせ

伝統芸能むさしの我夢之会 メールマガジン

第三号 2004/3/19
特定非営利活動法人 伝統芸能むさしの我夢之会 メールマガジン
第三号をお送りします。

☆★ 公演のご案内 〜 我夢之会主催の公演をご紹介します ☆★
 

◎藤間仁凰プロデュース公演 “和っおどろいた!”

□第7回 清元 3月14日(日)/テアトルアンブロージア

3月14日(日)
今日、テアトル・アンブロージアでの「和っおどろいた」3月公演が
大盛況に終わった。
超満員というのは制作者、演技者にとって最高の歓び!
ゲストの清元紫葉さん、三味線を弾いている姿が実に美しい!
浄瑠璃の清元梅春葉さん、実は民謡では一流の歌い手なのに 清元は
始めたばかりという事で、実に謙虚でした。大きな舞台を何度も
経験なさっているのに、とても とても 緊張されたとか。
邦楽の難しさを本当にわかっている方だからこその
レベルの高い「緊張感」なのでしょう。
近い将来、清元には無くてはならない清元女流の唄い手!と
大きな期待感を抱かせてくれました。
終演後の会食にも話がはずみます。それもそのはず、5月1日の
「章会」では、紫葉さん作曲の新作が二つも初演されるのです。
「かさづくし」と「花火八趣」です。
振付も出来上がり、18日には「つぼ合わせ」つぼ合わせというのは、
下ざらいの前のミニ下ざらいです。
下ざらいというのはリハーサルのことですが、我々舞踊会では、
地方(じかた)さん(=演奏家と囃子方さん達)と合わせるのは
僅か1回、それが下ざらいです。かなり嬉しい興奮もしますし、
大きな緊張もします。
ベテランの舞踊家でも指先が震えるほどに本番以上の集中力が
必要とされます。
更に細かい打ち合わせの必要な場合に「つぼ合わせ」をします。
今から わくわくしてきます。

*和っおどろいた!「清元」の写真集
http://gamunokai.com/cont/shashin8.html

◎伝統文化こども教室《和太鼓》

13日の稽古に立ち会って また感動してきました。
こども達がのびのびと楽しんでいます。
太鼓の音も大きく響くようになってきました。
いっぱいのお客様といかないまでも、
こども達の熱意に拍手する為にも ある程度の
観客数があるといいのですが、果たして・・・心配。

*伝統文化こども教室の発表会のご案内 http://gamunokai.com/cont/osirase/o0403281.html

◎我夢之会陽春公演「桜花の彩りそして女形」
 4月6日(火)/武蔵野芸能劇場

女形の化粧
4月6日の陽春公演では、歌舞伎レクチャーとして舞台の上で
お化粧をして見せる企画、今回外国人にも鑑賞してもらおうと、
武蔵野市国際交流協会の後援を得ています。
でも・・・なのです。このようにして美しい女形になりました!と
説明役は言うのでしょうから、本当に美しくならねばと
とても不安なのです。隈取の方が難しく思われるでしょうが、実際は逆で
隈取は勢いで太く書くものなので、それほどでもないのです。
この多少垂れ下がった顔の皮膚を吊り上げて、若く美しい女性に
化ける方がどれだけプレッシャーがかかるか・・・・・・
特に眉を書くには細かい技術が大事、指先が震えては筆も震えます。
しかも舞台の上、普段は楽屋であまり人には見せず 落ち着いて
お化粧しているのですから緊張します。

*我夢之会陽春公演のご案内
http://gamunokai.com/cont/osirase/o0404061.html

◎章会 5月1日(土)/国立劇場(大劇場)

稽古もいよいよ熱くなってきました。今月からは、ほとんどの人が
衣裳をつけて稽古しています。
13日 連獅子は 長い毛をつけて初めて振ってみましたが
大変だった様子、稽古を重ねれば綺麗に振れるようになるのですが、
今現在の時点では本人達はさぞ不安でしょう。
我が家には「ボロ姫様」と呼ばれる稽古用衣裳があります。
30年余り前に松竹衣裳から本番では使えなくなったお姫様の衣裳を
譲り受けたのです。
「娘道成寺」「藤娘」「汐汲」「浅妻船」など多くの演目が、
この衣裳を着て稽古します。
破れたり、ほころびたり、生地が裂けたり、刺繍の糸が切れて
垂れ下がったり、・・・
でも お世話になった衣裳という事で お弟子さんたちが
丁寧に修繕してきました。当て布をしたり、新しい布地を
上から被せたり、もう元の衣裳が分からない程です。
特に仁敬さんの努力は衣裳屋さんをも驚かせました。
いつしか誰言うとなくこの衣裳は「ボロ姫様」と
呼ばれるようになりました。数十回にわたる修繕で、
この「ボロ姫様」はかなり重くなっています。
どんな本衣裳でもこれで稽古しておけば絶対大丈夫なのです。感謝!

*章会のご案内
http://gamunokai.com/cont/osirase/o0405012.html

−−○○−−○○−−○○−−○○−−○○−−○○−−○○−−

<法人って大変です>

先日生まれて初めて税務署に行ってきました。
申告の時期なのでものすごく混雑していました。
法人は様々な税を納めたり、(NPOの特典はあるのですが)
報告する義務があるのです。
いろいろな事を教えてもらってきましたが、母からは
「芸道に精進する者はお金にこだわるような人間じゃいけない!」
特なんて殊教育を受けてきた人間ですから そりゃあもう大変です。
 最近TV・CMで「よ〜く考えよう お金は大事だよう〜」なんて
歌っているのがありますが、真剣に怒ってしまいます。
「よく考えなくたってお金が大事だって事は誰だってわかってるじゃないか!
よ〜く考えたら お金以上に大事なものがある事に気づくはずだぁ〜!!!
あんな歌をこども達が歌っている光景を想像しただけで情けなく
なるぞぉ〜!」なんて思っているのです。
こんなあっしが 税務を勉強なんて容易なことじゃぁありませんぜ
宵越しの金を持つなんて江戸っ子の恥だ〜
あ〜あ 江戸時代に生まれたかったねえ・・・
(藤間 仁章)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 伝統芸能むさしの我夢之会: http://gamunokai.com/
 メルマガ申込・停止案内: http://gamunokai.com/cont/mailmreq.html
 その他お問い合わせ: mailto:info@gamunokai.com
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 Copyright(C) 伝統芸能むさしの我夢之会 All Rights Reserved

トップページへ