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伝統芸能むさしの我夢之会 メールマガジン

第十一号 2004/11/25
特定非営利活動法人 伝統芸能むさしの我夢之会 メールマガジン
第十一号をお送りします。どうぞお楽しみください。

★新潟中越地震救援募金★
実は私、東京武蔵野ライオンズクラブ(LC)に所属しております。
私立の中学・高校でしたので武蔵野市での友人が居なかった為
30代に武蔵野青年会議所(JC)のメンバーになりました。
40歳までの各業種の青年が集う団体です。
おかげで多くの友人を持つことができました。
我夢之会理事の千種夫妻、石井夫妻、監事の瀧川氏もJC時代に
知り合うことができたのです。
その流れで、多くのJC卒業メンバーの所属するLCに
誘われるままに入会、地域での友好を深めています。
そのLCは奉仕団体 今回 新潟中越地震に対しての救援募金活動が
10月28日、武蔵境駅で行われました。
改札口の前で午後1時から5時まで 大きな声で募金を呼びかけ
160万円程の暖かい義援金が集まりました。
場所が改札口の前、通路がまっすぐに伸びていて
声がよく響く所なのです。これは気持よく まるで劇場気分です。
マイクを使ってはいけない規則なので、
体全体から声を出し 遠くの人に向かって声を張り上げます。
「さすがに 藤間さんの声はよく通りますねぇ」
などと褒められると すぐその気になってしまうのが自分のいいところ!
おだてられて4時間あまり 夕方にはガラガラ声!
一言一言をゆっくりと丁寧に発声する。
濁音には力を入れないで なるべく鼻濁音で発声する。
腹式呼吸で遠くに向かって発声する。
これは舞台でセリフを言う時の基本です。
思わぬところで芸が身を助け 社会奉仕のお手伝ができましたぁ!

☆武蔵野市民文化祭☆ 
《日本舞踊》
10月31日(日)武蔵野公会堂で毎年恒例の舞踊会です。
市民参加番組で40名近い幼稚園の園児たちが童謡を踊ります。
担当の花柳奈美百合さんは一家・一門総動員でテンテコマイ。
努力に感謝です。この幼稚園児たちの出演で文化祭が盛り上がります。
私は、義太夫の猩々を踊りました。
猩々は好きな踊りの一つで、今までに多くの猩々を踊りましたが、
そのおかげで様々な「振」がいっぱい自然と出てきます。
というと聞こえはいいのですが、踊っている内に決まっている振と
違う振を何故か踊っているのです。アドリブというか即興舞踊というか・・・
でもどうしても 曲につれて自然と体が勝手に動いてしまうのです。
この猩々の曲には不思議な魔力があるというか、
他の曲ではあまりこういうことはありません。
藤間仁凰は「北州」でご祝儀曲の勉強です。
この曲は吉原の四季折々の行事などを詠ったものですが、
とても格調高く 品位のある素踊りで かなりの難曲とされています。
真面目にきちんと踊っていたのが何よりです。
藤間章宝は「豊後道成寺」来年自分のリサイタルでこの曲を踊るので
そのための練習舞台、課題を見つけたようです。
この振付には自分の思い入れも大きく 遊女の道成寺として
より練り上げてゆきたいと思っています。
藤間仁兵衛が「流星」で張り切って踊っていました。
雷の夫婦喧嘩を子供、婆を加えて四役を踊り分けるという
楽しい踊りですが、一生懸命に婆を演じている姿には
微笑ましくも感じられました。

☆かさづくし☆
藤間秀太朗先生が自作「かさづくし」を2月の東京新聞社の舞踊会で
踊ってくださることになり 7日にはその稽古がありました。
今までに数作品を踊ってくださっていてお互いに気心も知れています。
秀太朗先生は藤間流の大御所 藤間秀斉先生の高弟です。
芸では大先輩なのですが、自分の振付を忠実に踊ってくださり、
そして見事にご自分のものにしてしまいます。
今回はご令嬢の藤間樹太朗さんとの二人立の素踊り、
5月の章会をご覧になり やってみたいとおっしゃってくださり
今回の上演が早速に決まりました。
やくざな旅烏と女スリなど、とっても楽しみな稽古です。

☆伝統文化こども教室☆
13日(土)には 藤舎朱音さんが特別講師、
こどもたちに 鼓や太鼓を体験してもらおうと企画、
ところが出席者が2人だけ・・・
でも!でした。交互の個人教授の稽古になり
素晴らしい経験、予想以上の習得、
このビデオを欠席者にも渡すことにしました。
朱音先生もまた来てくれるので次回が楽しみです。

☆和っおどろいた☆
 11月23日(火・祝)銀座小劇場
今月は あの久我山のお扇子屋さんのおっちゃん 事
内田順久さんでした。劇場が仕事場になって、
扇子作りを見せてもらいました。
京都では分業で、紙を折る人、竹を削る人、要を打つ人、など
全て分かれているそうですが、東京では一人が完成するまでを
全ての作業をしているそうです。
地紙に絵を書く場合は絵描きさんにお願いするのですが、
模様の場合 今ではパソコンも使っているそうです。
それでも金箔や銀箔を貼りつける等の仕事は手作業、
60年以上の経験で手際よく進められます。
自由奔放なトーク?が、おっちゃんの人となりを感じさせてくれました。

日本舞踊は「吉野山」 静には友情出演の藤間誉一さん。
仁凰が忠信を熱演、若い人の舞台は清々しくていいものです。
今回はホームページに写真を多く掲載する予定ですのでご覧ください。

門下の伊藤さんが 韓国の東國大学校の教授を連れてきてくれました。
ご主人が通訳してくれてお話することが出来ました。
10年前韓国の舞踊フェスティバルに参加したこともあって懐かしいような
感じもしました。小さな国際交流が出来ました。

12月は義太夫 竹本弥乃太夫師をゲストに、忠臣蔵をとりあげます。
日本舞踊は「八段目」戸名瀬を仁章、小浪を仁凰、
父と息子が母と娘を踊る訳で 妙な気分です。
詳しくは来月号で!

 お申込は 電話 0422 22 3154
      FAX  0422 22 3187
      Eメール info@gamunokai.com

★☆ホームページ来場者 2000人!☆★
とうとう2000人達成です。1年です。
日本舞踊としては驚異的で嬉しい限りです。
これからはマメに更新するよう努力します。
特に写真も多く掲載できるようにしたいと思います。
ありがとうございました〜! 感謝
(藤間 仁章)
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