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伝統芸能むさしの我夢之会 メールマガジン

第二十六号  2006/10/10

《例会》
 10月15日(日)午前10時30分〜12時 吉祥寺シアター3階稽古場
今回は、「弧の会」の《御柱祭》がテーマです。
実際にビデオを見ていただき、作られるまでの苦労話やら、
公演での裏話、演じている仁凰がお話いたします。
発表の前に、稽古を初めて見せてもらった時、
「これは凄い作品になる!」と感じました。
意見を求められて「何か凄いことが起きる予感がする」と
言った覚えがあります。
その通り、上演されて大変な話題となり注目され始めました。
若い男達がメチャクチャ動き回る踊りです。
その出来るまでの話は大変興味あるところです。

会費 3000円 我夢之会会員 2000円

《文化祭》 10月22日(日)開演午後1時 武蔵野公会堂
例年開催される恒例行事、「まかしょ」藤間仁章、「外記猿」藤間仁凰、です。
入場無料

そして翌週の日曜日 いよいよ
《藤間仁章リサイタル》です。

10月29日(日)開演 午後3時 紀尾井小ホール

でも何か変なのです。普通は人が集まっての稽古とか、
打ち合わせとかあってだんだん近づいてきたという実感が湧くのですが、
今回は完全な一人舞台、自分で稽古しているだけなのです。
こんなのんびりしていていいのかなあと思うのですが、
不思議と不安感も無いのです。
もちろん安心感も全く無いのですが、変です。

 先日、井上ひさし事務所にご挨拶に伺いました。
回を重ねておりNHK放送もあったので、事務所の方も好意的で、
「前のビデオも見ましたよ!一人で《雨》の全役を演じるのは大変でしょうねえ。
それだけに楽しみです。頑張ってください!」と激励されてきました。

作曲の今藤政太郎先生も再演を大変喜んでくださり、
当日もおみえくださるそうです。
「徳」を唄っている岡安晃三朗師も心強い応援をしてくれています。

今回の新作、《望空無我》は、目下藤舎呂船師が作曲中、
もうすぐ出来てくると思うのですが、たいていはもっと早くお願いして、
ああだ!こうだ!となるのです。
先日、藤舎呂船師からお電話がありましたが、
自分流の創り方としては、作曲者の感性を頂いて
それに自分の考えを広げてゆくというのが理想としているところです。
自分がこういう作品を作りたいという芯を、
信頼している方に曲で包んでもらう、それに基づいて踊りを創る、
それに美術・照明で包んでもらい、それから改めて舞台つくりを考える。

そういうキャッチボールのような楽しさなのです。
よくあるパターンは作りたい自分が、作曲や美術・照明など全てのスタッフに
自分の考えを伝えて作ってもらう。
自分のイメージと違うところがあれば作り直してもらう。
とことん自分の考えを主張する。当然スタッフとの意見が食い違うことも出てくる。
極端な例としては、スタッフが降りたりしてしまう。のです。
カッコ良く言えば作品に対する芸術感性の相違ということになるのでしょう。
でもそれは・・・
自分はやはり、人が「こう思うよ」とか「こうしたら」という意見を大事にして・・・
ですので、初めに思っていた形とは大きく変わってくることもしばしばです。
勿論より良い方向にです。自分では気がつかなかったアイデアとか、
とても有難いことです。

藤舎呂船師にも「先生の思う通りに作曲してください」とお願いしましたが、
とても楽しみです。
1ケ月前に曲が出来ていないという事はあまり無いのですが、
今回のこの作品に関しては、これがなんともスリリングで、
たまらない興奮となっています。わかりますかあ?

チケットの申し込みの順調で、すでに80%、残席僅かとなってきています。
紀尾井小ホールは規約が厳しく立ち見禁止、開演中の客席への入場禁止、
お早めに必ずご予約を!

前回、2・3日前のお申込を 涙を飲んでお断りしたこともありました。
勿体無い事です。小さな劇場ならではの心配です。
7000円と私の公演にしてはちょっと高額になっておりますが、
是非見て頂きたく願っております。
(藤間 仁章)
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