《和》とは 【日本の伝統芸能・伝統芸術】といい 《おどろいた》は【驚き】ちょっともじって【踊り】を表しています。 デジタル化の進歩する現代、伝統芸術・伝統文化を守る職人達がいます。 その受け継がれてきた【芸・技・心】を紹介したいと思います。 第一部は そんな方々をゲストに招き、その難しさや秘話を聞くトークショ一 第二部は 毎回のテーマに合わせた日本舞踊を上演いたします。 平成15年9月から平成16年8月までの一年間、毎月一回 公演し ゲストをお迎え お話をお聞きしたいと思います。
ゲスト予定 |
第1回 | 9月28日(日) 扇子 |
扇子にはたくさんの種類があります。さまざまな場面で使われる扇子についてのお話を、扇子職人の内田順久さんをお迎えし、扇子作りの苦労や伝統の中に取り入れているご自身の工夫などとともにお伺いします。 日本舞踊は扇子を使って、立ち回りの踊り「吉野山の合戦物語」、「浦島の二枚扇」です。 | |
第2回 | 10月31日(金) 着物 |
老舗呉服屋「錦や」の大野さんをお迎えします。 呉服店のお話を交えながら、日本の伝統的な季節の色・柄について、またきものができるまでのお話などを幅広くお伺いします。 日本舞踊は「長唄 君が代松竹梅」です。 | |
第3回 | 11月30日(日) 小道具 |
TVなどで使う小道具と歌舞伎・日本舞踊の小道具はちょっと違います。踊り手が使う小道具。後見が使う小道具。装置として使う小道具。 今回はこの3つを松竹小道具の松永氏を迎えて、解説、実技、そして特別に体験を交えてお話をお伺いします。 日本舞踊は「常磐津 三つ面子守」です。この踊りは小道具がたくさんあります。題名のとおり、3つのお面を使うのですが踊りながら、後見と息を合わせての「早がわり」や「毬つき」が見所です。 | |
第4回 | 12月28日(日) 衣裳 |
色・柄・帯 舞台衣裳はさまざまな形があります。時には艶やかに 時には妖艶に・・・。そして今でも受け継がれている「引き抜き」という技法。これはまさに舞台芸術です。 松竹衣裳 関口氏を迎えて、その美しさや「引き抜き」についてお話をお聞きします。舞台衣装の着付け体験も行います。 日本舞踊は「長唄 手習子」です。 | |
第5回 | 1月25日(日) 長唄 |
初めての邦楽です。長唄界の紅一点 今藤政音さんを迎えて、長唄三味線のい・ろ・はをお話しして頂きます。体験稽古などお客さんが参加する企画もあります。 第2部には政音さんとゲスト 劇団文化座の有賀ひろみさんを迎え、仁凰と3人で創作「傘張り与平」を長唄・朗読・日本舞踊でご覧にいれます。 仕事をしない傘張り与平が体験した、面白くて、ちょっと怖くて、優しい気持ちになる作品です。 新春特別公演として12時、15時の2回公演です。 各公演25名限定公演ですので、お申し込みはお早めに! | |
第6回 | 2月15日(日) かつら |
歌舞伎・日本舞踊の「かつら」は実は・・・!舞台で見る「かつら」は美しいですね。見えないところでいろいろな工夫や仕掛けがあるのです。 鍛冶かつらの鍛冶さん、床山さんの浅井さんを迎えて、お話と実演、参加企画「かつら合わせ」体験をして頂きます。初めて「かつら合わせ」を見る方は、きっと驚きます。 第二部では《和っおどろいた!》版【長唄 鷺娘】を上演いたします。素踊りですが、普段とは違う面白さがあります。ぜひご覧ください。 | |
第7回 | 3月14日(日) 清元 |
邦楽第2弾。「長唄とどう違うの?」任せてください! 清元会のマドンナ 清元紫葉さんをお招きします。その糸を弾く姿は美しく 情緒ある演奏には定評があります。また、お弟子さんの梅春葉さんにもお越しいただき 女性ならではの浄瑠璃をお聞かせします。もちろん清元のいろはのお話もあります。 第二部の日本舞踊は、【清元 雁金】を生演奏にて上演いたします。切ない女ごころを友情出演の藤間章宝さんが踊ります。ぜひご覧ください。 | |
第8回 | 4月 4日(日) お囃子 |
邦楽第3弾。若手女流囃子方の藤舎朱音さんをお招きします。 鼓の持ち方を知っていますか?知っているようで知らないのでは? 鼓・大皮(大鼓)・太鼓 の世界へ来てください。 体に響き渡る音・洗練された奏でる姿・重厚な掛け声 魅力溢れる日本の音色。きっとあなたも魅入られます。 お話と実演、そして体験。実際に鼓や太鼓に触れていただけます。 日本舞踊は「新作 鼓の猩々」を朱音さんの作調にて上演いたします。鼓の音色に酔いしれた猩々が 舞い踊ります。 | |
第9回 | 5月30日(日) 講談 |
講談を直にご覧になったことはございますか?TVなどで見かけることもあると思いますが、現代のニュースなどを語っている姿が多いですよね。 実は講談も立派な古典芸能なんです。古典作品も沢山あり、新作も意欲的に作られています。 ゲスト、宝井琴調さんの巧みな話術を聞きに来てください。第二部は日本舞踊と講談の対話「宗論」を上演いたします。 | |
第10回 | 6月20日(日) 琵琶 |
琵琶 日本古来の楽器・・・。 しかしながら、現在は触れることも、耳にすることも、数少ない 美しくもあり、情熱的でもあり、かなしくもあり その音色は【心に響く】こと間違いなし! 琵琶演奏者 田原順子さん を迎え 弾き語りの実演と 琵琶の魅力についてお話をしていただきます。 第二部では 日本舞踊と琵琶のセッション「鏡の中の女」を即興によるコラボレーションで上演します。 乞うご期待!
田原順子さん 略歴 | |
第11回 | 7月18日(日) 顔師 |
歌舞伎・日本舞踊の世界のメークアップアーチスト、ゲストに「顔師」新井清さんをお迎えします。白塗り、眉の引き方、美しい口元、そして力強い隈取!どれをとってもまさに芸術作品です。 役柄によって 描く形も替わる大事な演出のひとつです。舞台化粧を体験できるチャンスがあるかも・・・ | |
第12回 | 8月15日(日) 特別公演 |
1年間の集大成としての特別公演です。 お盆の真っ只中に「怪談」をご覧いただきたく思います。今まで取り上げたテーマを駆使して【和っおどろいた!】ならではの作品 「お岩のうまれし日」〜四谷怪談より〜を上演いたします。 とある男が体験した 世にも恐ろしい物語。ただ懸命に生きようとしているのだが、運命の歯車に狂わされていく。しかし、それはこれから始まる、壮大な物語の序章に過ぎなかった。いったいお岩さんの生まれた日に何があったのか・・・ 特別公演として、15時・18時の2回公演です。ご期待ください。 | |
第13回 平成16年 9月26日(日) 銀座小劇場に進出します。 乞うご期待!
*お誘い合わせの上、ぜひご覧ください。
午後3時開演
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